2013年10月20日日曜日

第三回新宿屑句会 投句全作品発表ぉ!(^〇^)


本日の第三回新宿屑句会にお寄せいただいた投句一覧です♪


01.ジジイの社会の窓から万札

02.身代金が全部二千円札だった


03.二千円札のようにフェイドアウトしていった


04.金が金が尽きてアメリカの正義も終わった


05.絞ったレモン目にジャストミート


06.刈られた田んぼから日暮れている


07.自販機の下熊手差し込む人、よく見たら父


08.パーティは終わったもう金持ちを憎んじゃいない


09.小銭の落ちる音何度も思い出していた


10.気胸のホスト意識遠退いてネオン灯し


11.はじめの一歩で何やら踏んだ


12.百円玉一枚十円玉二枚落とし込んで秋を買う


13.鋼鉄の右手もて自販機の小銭を探る


14.円高ドル高俺安


15.知りながら目で追えばいちじゅうひゃくで残高おしまい


16.身の丈に合わぬ金得てただ孤独


17.旨そうは愛してるって意味だよ鴨


18.キロ単位の金しか受け付けない白秋

19.金などどうでもいいと言ってみる

20.爽やかな場所から上澄みを掬いとる

21.元気と引き換えにまるくなる月だ

22.何となく浮つく新品の鉛筆一本60円

23.毛布にくるまったら「かみさま」なんて嘘つくよ

24.柿たわわ儲け話があるとか

25.500円玉自販機に入れ損ね側溝

26.いさかいの秋刀魚さげられ茶漬けを啜る

27.フーゾク出てきた指で裂きイカつまむのか

28.暗闇や手探りで地の底までも

29.東京の歩き方を忘れる


30.ジェットコースターの後ろがらがら葉はらはら

31.月光や売らるるたびに太る猫

32.また撫でてデブ呼ばわりの割には愛しているじゃあないか

33.デブ猫びっこひいて誰もいない海

34.チビという名でデブ猫になっている

35. でぶ猫となりて見上げるキャットタワー

36. デブ専ネコオタ人なり超人ならず者

37. 秋高しデブ猫専の神の鈴

38. 給食のワゴンに揺られてデブ猫

39. 貴婦人のマダム・タイガー遂に逝き

40. デブ猫の五匹寄り添ふ冬支度

41. でぶ猫の背に永遠の鰯雲

<選句方法>


特選1句、並選3句を選び、選評と一緒に

shinjukuevilrabbits@gmail.com

までお送り下さいませ。

〆切は、10/27(日) 23:59 とさせて頂きます。




<結果発表>


11/2(土)の、何とか夜中にうpさせて頂きます!!

ブログにあがったら、Twitterなどでも告知致しますね。


それでは、皆様の選評、楽しみにお待ち申し上げております!!(^〇^)♪


新宿屑句会 会場屑一同拝


第三回新宿屑句会、席題発表おおお!!(^皿^)



新宿屑句会アダルト担当、藤井雪兎でございます。

僭越ながら、本日の席題、私から出させていただきます。




↓↓↓↓↓「第三回新宿屑句会」 席題↓↓↓↓↓







「デブ猫」









ネット界隈では既にその地位を確立した感のある「デブ猫」というジャンル。

そのふてぶてしい姿に癒されるという方もいらっしゃるのではないでしょうか(´∀`)

というかそれは私なのですが(笑)

「デブ猫」という言葉は、そのまま詠み込んでもオッケー!

もちろん「でぶ猫」でも「デブネコ」でも「でぶねこ」でもオッケー!

デブ猫を思わせる感じでもオッケー!



2013年10月20日(日) 14:00、句会開催時刻までに
shinjukuevilrabbits@gmail.com までお送り下さいませ!!



味わい深い御句、お待ち致しております!!



藤井雪兎 拝